南河内について
周囲を緑豊かな金剛山や丘陵に囲まれ、穏やかな田園風景が広がるこの地域は、古代の文化と現代の暮らしが共存する場所です。数多くの古墳や寺社が点在し、自然の美しさと静かな暮らしを楽しむことができます。地域の文化や伝統を深く知り、心豊かなひとときを過ごせる南河内地域の魅力をご紹介します。

羽曳野市

羽曳野の恵みが詰まった完熟いちじく
羽曳野市は肥沃な大地を活かした果物造りが有名で、特にぶどうを元に作られる「大阪ワイン」は特産品。食肉産業の歴史も深く、新鮮で上質なお肉を堪能できる関西指折りの食肉の聖地でもあります。
また、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」や日本遺産「竹内街道」をはじめとする歴史的名所が数多く残され、古代ロマンとグルメにあふれる街歩きを楽しむことができます。
藤井寺市

津堂城山古墳
藤井寺市は南河内の最北に位置し、石川と大和川が流れる自然豊かなまちです。 面積は8.89㎢と府内最小でありながら、大阪府で初めて登録された世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」や神社仏閣、国宝といった歴史遺産あふれるまちなみが広がります。
太子町
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竹内街道沿いの旧山本家住宅と街並み
太子町は大阪府の東南部に位置し、金剛・生駒紀泉国定公園を境に奈良県に接しています。二上山の裾野に広がり、日本最古の官道「竹内街道」が通ります。万葉集に詠まれた二上山や聖徳太子御廟など、歴史遺産も豊かです。
河南町

弘川寺の桜
河南町は大阪府の南東部に位置し、大阪市の中心部から25km圏にあります。金剛・葛城山脈の山地と丘陵が広がり、国定公園にも指定されています。また、古くから開けたこの地には古墳や遺跡などのすぐれた文化財があり、自然と歴史に恵まれた緑豊かな文化のまちです。
千早赤阪村

千早城跡の穏やかな風景
千早赤阪村は大阪府で唯一の村で、面積の80%が森林の緑豊かな地域です。金剛山や楠木正成に関するさまざまな史跡があり、観光と農林業が盛んで、大阪市内から約1時間で自然を満喫できます。
富田林市

富田林寺内町の歴史ある街並み
富田林市は大阪府東南部に位置し、石川流域の平野、金剛山系の南部山地、西部の緑豊かな丘陵が広がる自然と歴史に恵まれたまちです。府内唯一の重要伝統的建造物保存地区である「富田林寺内町」や府内初の地理的表示制度に登録された高級食材「富田林の海老芋」、府内生産量1位である「大阪なす」などの特産品があります。
大阪狭山市

狭山池に併設する狭山池博物館と桜並木
大阪狭山市は大阪平野の東南部に位置し、北東部の平地部と南西部の丘陵部から成り立っています。市の中心には、日本最古のため池である狭山池があり、水と緑、歴史と文化が息づく魅力あるまちです。
河内長野市

高野街道沿いの酒蔵どおり
河内長野市は3つの日本遺産に認定されているまちです。市内には高野街道をはじめいくつもの街道があり、中世の文化遺産が今も数多く遺されています。そのほか、市内外から多くの方が訪れる道の駅奥河内くろまろの郷、関西で唯一の自転車テーマパーク「関西サイクルスポーツセンター」や滝畑に点在する大小さまざまな滝など、素敵な観光地が多数あります。